2008・02・27

4WD RCカー DB01 ドゥルガ組立
その2 〜ダンパー編〜


流体学
流体がシリンダー内で2つの異なる孔を通過する際は大きい方の穴に多く流れる。
常識のように感じますが 流体力学の分野では素人の常識はまったく通用せず、また反映されません。
したがって 上記は総長の感にすぎません。
これらを認識した上で総長はCVAUダンパーを使用し、TRFダンパー効果を見出せないか!
もしくはそれに近づけないかと考えました。
そこで緊急企画、『CVAダンパーでTRFダンパーを作っちゃおう』。 
略して『CRFダンパー』です。




流速円面積
まずは手っ取り早くTRFのセッティングから始めようと思っているので
サトシ選手のダンパーセッティングを入手しました(ブージありがとねん)
サトシ選手のダンパーは当然TRFダンパーです。 総長は『マシンは軽いに越した事はない派』なので
材質がプラッチックのCVAダンパーに着目しました。
サトシ選手のセットは F=φ1.3の#400 R=φ1.4の#400です。
まず、絶対値となるTRFダンパーのφ1.3とφ1.4の円面積を求めます。
次にCVAUダンパーの穴径を調べ、フロント・リヤとも TRFダンパーの穴面積に近づく値を算出します。
値と言っても簡単な計算で答えが出ます。
計算はご覧の通りでっすぅ。


フロントピストン
TRFダンパーピストン=φ1.3o 円面積=1.327o2
穴は2つあるので合計2.6533o2となります。
CVAUダンパーピストンの穴は数量(穴数)に関係なく全てφ1.5oです。
CVAUダンパーピストン穴(1個)の面積は1.766o2です。
2.6533o2−1.766o2の値が 残りの穴面積となります。
後は逆算すればOK!
計算の結果、φ1.063の穴をあける事により2.6533o2になりました。

すなわち CVAUダンパーの1つ穴ピストンに
φ1.063の穴を追加すれば TRFダンパーのピストン穴φ1.3と
同等の面積になる計算になります。
リヤピストン
TRFダンパーピストン=φ1.4o 円面積=1.539o2
穴は2つあるので合計3.0772o2となります。
CVAUダンパーピストンの穴は数量(穴数)に関係なく全てφ1.5oです。
CVAUダンパーピストン穴(1個)の面積は1.766o2です。
3.0072o2−1.766o2の値が 残りの穴面積となります。
後はフロント同様に逆算すればOK!
計算の結果、φ1.2923の穴をあける事により3.0772o2になりました。

すなわち CVAUダンパーの1つ穴ピストンに
φ1.2923の穴を追加すれば TRFダンパーのピストン穴φ1.4と
同等の面積になる計算になります。


注意
互いのピストン内部の摩擦係数や流速、起動トルク(初期トルク)などは異なります。
したがって 上記のような計算では当然及ばない箇所が発生しますのでご了承ください。
自分の満足範囲で楽しんでくださいね。


CRFダンパー完成!
と言う事でCRFダンパー加工終了!
ご覧のようにフロント=φ1.1o
リヤ=φ1.3を追加工し組立図通りに組み立てます。

ついに自己満足の集大成であるCRFダンパーが完成しました。
外観はCVAUダンパーですが
TRFダンパーの効果を秘めた
とってもレーシーな一品になりました。





カラーリング
ボディーは トップフォースにシルエットが似ています。
これは、コンクールデレガンスでドゥルガーを
トップフォースカラーに! なんて選手もいるかもね。

トップフォース兄弟再結成か?!
カラーリングイメージ
カラーリングは当然『総長カラー』
『総長ピンク』をベースにした レーシーなカラー。
仕上がりは こんな感じかなぁ〜

ドゥルガームービー、公開中!

【そーちゅーぶ】



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