2007・01・23
TNX5.2R ピストンドッロカバーの製作
〜細かいキズが不調の原因〜
こちらは 二輪車に使用する『フォークカバー』と言うものです。
主に、モトクロスやエンデューロなどの泥車に使用します。
使用目的は インナーチューブを保護する役目を果たします。
バイクレースなどでは 周回遅れの後輪が巻き上げた
小石や泥など 様々なものがこちらに向かって飛んできます。
もちろん それらはインナーチューブにも当たります。
当然キズが付き ひどい時には交換を余儀なくされます。

キズが浅くても いずれ何らかのトラブルのきっかけになってしまうのです。
感のいい人ならもうお分かりですよね。
ラジコンでも インナーチューブと同じ役目のパーツがあります。
それは『ピストンロッド』です。
RCカーのダンパーにはシリコン系のダンパーオイルを使用しています。
シリコンオイルは耐熱性、耐寒性、耐水性に優れていて
とても粒子が細かいです。(温度による粘度変化も少ない)
粒子が細かいと言うことは 小さなキズからでも
オイル漏れが起こりうると言う事です。


参考
実際にRCカーをやっていて こまめなメンテナンスを行っている方でしたら問題は無いのですが
通常、特にTNXのように 面白系のビックタイヤRCでは メンテナンスも怠りがちになります。
ビックタイヤで遊ぶ上で最も重要だと感じるのは 『常に同じ条件に保つ』と言うことです。
実際に同じ状態を保つことは不可能なので いかに状態をたもてるか?と言うところにかかってきます。
すなわち 『ピストンロッドのキズが原因でオイル漏れを起こし うまく走らない』では 寒すぎるのです。
ましてや 遊んでいる途中にトラブルでは 後悔しまくるでしょう。


RCカーの場合は バイクと異なり
主にリヤのピストンロッド問題が生じます
これは フロントタイヤが巻き上げた
小石や砂が リヤのピストンロッドに当たるためです。

そこで、今回はリヤ側のピストンロッドを守るための
カバーを製作します。
もちろん おなじみのTVRケース
あっという間に出来てしまうので じっくりご覧ください。
実は リヤのピストンロッドガードを製作するのを忘れていました。
こちらは テラクラッシャーのマッドガード(ピストンロッドカバー)です。
見た目は悪いですが 効果絶大のアイテムなので
皆さんも是非お試し下しださい。
詳しくはこちら『テラクラッシャー』

 ゆうちゃんのみドラッグ可
ゆうちゃんの電気で走るリモコンカーには付けても無駄だよん。
  ピストンロッドまで 小石が飛ぶほどスピードが出ないでしょ?


まず、いつものようにVTRケース(残りわずか)を使って
それらしくカットしていきます。
実際にTNX5.2Rにあてて
サスアームを作動させながら干渉する所をカットしていきます。

最終的にピストンロッドカバーは ねじで固定するので
適度な部分にΦ3oの穴を開けます。
サスアームに下穴2.4oの穴を開けて
M3のタップ(切削)を立てますます。

参考
ちなみに透明なVTRケースを使用する場合は
サスアームに穴を開けてから 後でピストンカバーに
穴を開ける方法が確実ですのでお試しください。
サスアームにタップを立てたら ピストンロッドカバーを
仮組してみましょう。
納得ができる仕上がりだったら そのまま締めこんで完成です。

参考
TNX5.2Rを8本ダンパー仕様にしている場合は
ビスが長すぎるとスプリングに干渉してしまうので
首下長さを5oのビスを使用しましょう。

ビスを締めこんだら 実際にサスアームを上下させて
干渉部分がないかを 確認しましょう。

ん〜 完璧な仕上がりで満足満足!


完成 TNX5.2R用マッドガード
ピストンロッドカバー


これで ミーティングで洗い出しされた問題点は
全て改善し、歯止めをしました。

ダンパースプリングも変更しました。
フロント=赤・黄
リヤ=黄・青の組み合わせにしました。


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