燃料タンク 〜チョークポンプのチューニング編〜 |
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チョークポンプは キャブレターまで燃料を送り込む サポート部品です。 燃料タンク内は外部からの圧力に 左右されてはいけない状態に保たなければなりません。 これは チャンバーとの負圧を利用して 燃料を吸い込む役わりをしているからです しかし、実際には燃料タンク内の圧力は変化しているのです。 その原因となっているのがチョークポンプなのです。 |
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以前、オンロードのシャーシに『アイドリングが安定しない』 『ピックアップが悪い』などの症状がありました。 いろいろと原因を追究していったところ チョークポンプが原因を判明しました。 しっかりシールされているかに見えるチョーク部分ですが 実際、走行中には 激しい振動により 本来の目的である機密性が保たれていないのです。 (走行中の状態は誰も確認できません) そこで ご紹介するのが『チョークポンプ排除』です。 エンジンの微妙な不調にお悩みの方には効果絶大です! ちなみに 見た目ですが 燃料タンク内の泡立ちも少なくなります。 参考 もちろん 今後、チョークは使用できなくなるので 自らの判断で改造を行ってください。 |
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まずは 樹脂で出来ている青い部分を スプリングを避けるようにニッパーなどでカットします。 |
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次に チョーク部品と思われるパーツを全て取り外します。 タミヤのつる首ピンセットやピンセットペンチを使用すれば 比較的簡単に取り出せます。 |
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ご覧ください。 この溝部分に『耐油性の”O”リング』が 嵌っているだけなのです。 これでは 衝撃などで機密性は保たれない事も なきにしもあらずですよね。 |
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続いて最終段階! 完全密閉作業です。 M4のなべビスに バスコークを塗り そのままねじ込めば完成です。 バスコークは機密性を高めるための シール剤の役目をします。 |
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バスコーク こちらが『バスコーク』! 耐熱温度は220度近辺まで大丈夫! もちろん、圧縮比を上げる目的の シリンダーヘッドガスケット代わりにも使えます。 ですので エンジンカーはもちろん ヘリコプターや飛行機にも大活躍です。 使用用途のわりには 値段も安価ですので 是非お試しください。 |
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後はバスコークが硬化すれば 完成です。 ね〜 簡単だったでしょ? |
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参考 チョークポンプの排除に伴い、感のいい方はアイドリングやスロットル操作に変化を感じると思います。 もし、自分の操縦に合わないと感じるようでしたら、燃料タンクからチャンバーまでの負圧チューブの距離を長くすると 適度にスロットルが鈍くなり アイドリングも安定してきます。 チューブの長さの目安としては、約φ40で2回転巻く程度です。 |
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