2006・12・24
TNX5.2R 味付け開始

エンジンの慣らし

庄川架橋
こちらが 今回のエンジンの慣らしに利用した
牧野大橋(仮名)の建設中の画像です。

道路の名称は姫野能町線
能町から中曽根(牧野大橋を含む延長2km)までを結びます。
用地買収はほぼ完了。 
2004年から橋の下部工事(橋台、橋脚)に着手し、
現在も工事中です。
小トンネル
2個あるうち、今回利用するのは左の方の小さいトンネル。
なぜ 小さいほうかと申しますと 大きい方は
すぐ横に用水路が流れているからなのです。

現場打ちのトンネルは 鉄筋が盛りだくさん!
しかも 大型車も通る道路になるので D19?
いやいやD22の鉄筋もたくさん使用されているはずです。
電波がコンクリートで遮へい出来るか知らないので
念のため 用水路に落ちない安全なトンネルを
チョイスしました。


ここが通称『小トンネル』です。
実際に走らせるとなると 小さく感じるかも(笑)


ナンバーを 写さないように撮るのもワザです(笑)

キャブレターの基礎知識
キャブレターは機械工作機でガンガン製造されます。
したがって個々に(一つ一つ)仕上がりも異なります
そこで エンジンに重要な慣らし方法を 
キャブレターの基本的な考えからご紹介いたします。

下記に 慣らしを始める前の順序を記載しましたので
よ〜く 見ておいてくださいね。


慣らし前のセット
_@_  スライドキャブレターのローターを”閉め”にした状態にします。
_A_  ニードルを時計周りに締めこみます。(締め込み過ぎないように注意)  
_B_  その状態から、反時計回りに3.5回転回した位置が基本位置です。
_C_  慣らし運転は そこから1回転(4.5回転)の位置からスタートします。
慣らし走行は 合計5タンク行ないます。 いづれも燃料は満タンの状態で行ないましょう。


参考
スローニードルを調整した時は 基本位置も変わるので注意してください。
スローニードルを調整したときは 必ず基本位置の確認をしましょう。



紛失防止
エンジンを始動させる前に ちょっと裏ワザのご紹介です。
ご覧の画像は燃料を入れておく『フューエルポンプ』です。
市販のフューエルポンプには 多くの場合、
揮発を防ぐためにキャップが付属されています。
しかし このキャップが無くなりやすい!!
総長は実によく失くます(笑)。

サーキットなどで遊んでる分には問題も無いのですが
総長が走行させている場所は 足場が悪い!
そうです! こんなちっちゃなキャップなど
一度失くしたら 二度と見つかりません(笑)。

そこで、ご紹介するのが 紛失を防ぐ方法です。
方法は簡単! テグス(釣り糸)を使い 
キャップと本体とを ご覧のように結ぶだけ!
もちろん 水糸やナイロンロープでもOKです。

みなさん 是非お試し下さい。
燃料タンク保護
こちらは ハンディースターターです。
検証の時に スターターを使ってエンジンを始動する
イメージをしてみました。
すると 干渉するのではないかと 思われる場所を発見!
それは 燃料タンクです。 
総長がエンジンを始動させる場所は ほぼ100%
平地ではありません。 したがって いつも同じ状態で
エンジン始動が出来ないのです。
そこで 燃料タンクに始動用の六角棒が当たっても
被害を軽減させるために熱収縮チューブを巻いておきます

参考
常にエンジン始動時にスターター棒を真直に
立てられる方は必要の無い物です。
早速エンジン始動!!
一発目はチョークしておくとエンジンのかかりがスムーズです
また、エンジン慣らしの時はボディーを外して行ないましょう。
少しでも ヘッドに風を当てて冷却するためです。

さーそれでは いきますよ〜

ignition!(NASA風)

                欧米かぁ!


慣らしムービーはこちら


再度、ニードル確認!
締め込みから 4.5回転の位置で慣らし完了。
このニードルの位置で 2タンク行ないます。

重要
慣らしを行なうときは ハーフスロットル以上、
開けてはいけません。
全開走行は 慣らしがおわってからたっぷりね!

1タンク目のヘッド温度

1タンク目のチャンバー温度
データ取り
エンジン模型では、燃料は少し残しておくのがセオリーです
画像のように 少しだけ残しておくのが玄人なのです(笑)
もっとも 墜落する心配もないから気にする事でもないかな?
データ取り
同じように 走行した時にランタイムも測定します。
まだ、セッティングしたわけではないのですが
今回の慣らし用の参考タイム程度に考えましょう。


総長のRC講座 《見極め編》
セッティングをした後も 走行条件や気温、路面状況によって ランタイムは変化します。
昔から 燃料を使い切るまで走行させてはいけないと言いますが 総長は正直、何がいけないのか知りません。
実際、遊んでいるときは夢中です! しかもボディーで燃料タンクが見えないので 残量の判断は困難です。
しかし、そんな悪条件でも 燃料の残量を判断できる裏ワザがあるのです。
燃料が少なくなると かすかですがアイドリングが上がります。 これは キャブレターで燃料を絞った状態。
つまり燃料を薄くした時と同じ状態になるので アイドリングがあがるのです。
この時の音やマシンの状況を感じて 燃料の残量が少ないことが判断できます。




1タンク目終了!
走行後はヘッド温度が常温になるまで待ちましょう。
慣らし運転の季節にもよりますが 休憩時間はおよそ10分が目安です。


2タンク目のヘッド温度

2タンク目のチャンバー温度


2タンク目終了!
ニードルは 締め込みから4.5回転のまま 2タンク目を終了

TNX-RRのエンジン始動セッティングが出ました!
こちらが その風景。

ちなみに プラグヒートはXB標準ではなく
総長愛用の『ラムネ・メス3歳』を使用しています。
これは 電圧チェッカーが付いているので超便利です。

予備ヒートもありますが そちらの方はいずれまた
ご紹介いたします。
ほんげぇ〜!!
足元に 巨大ナメクジがいた(笑)
上の画像の左下に小さくですが見えます(笑)

名前は・・・・・・『クジナメ』に決定!
クジナメちゃん 総長の邪魔しないでね?

 うん、しないよ!
   ほんげぇ〜!! ナメクジがしゃべった!!
                            (内輪ネタですみません)


2タンク終了後・・・・・
こちらが 今日の慣らし場所
ん?? なんだあれ??

おえ〜!!
うんちじゃんか!(笑)
なんで こんなアスファルトに・・・・・
しかも こんなにたくさんの量(笑) 犬にしては多いなぁ!
わかった! チベタン・マスティフのだ(笑)

参考
リアルなので、画像には編集を加えてあります
3タンク目
気を取り直して3タンク目
ニードルは締め込みから4.4回転。
(最初の位置から10°締めこんだ状態)

3タンク目のヘッド温度

3タンク目のチャンバー温度


今日は気温が低いせいか 温度があがりません。 怖いくらい ぬるい温度です(笑)


4タンク目
ニードルは締め込みから4.3回転。
(前回の位置から10°締めこんだ状態)

4タンク目のヘッド温度

4タンク目のチャンバー温度
5タンク目
ニードルは締め込みから4.2回転。
(前回の位置から10°締めこんだ状態)

5タンク目のヘッド温度

5タンク目のチャンバー温度



慣らし 無事終了〜!!





5タンク走った跡が残ってます(笑)

それにしても シケイン代わりに使っていた物が うんちだったなんて・・・・
踏んだりしなくて よかった(笑)



完璧なエンジンの慣らしが完了!
おつかれさ〜ん!

ニードル位置の詳しい まとめはこちら
TNX-RR 第三章セッティング


フォームクリーナー
遊んだ後はこれ!
これは タミヤから発売されている『フォームクリーナー』
エンジンカーで遊んだ後には 超おすすめのアイテムです。

使い方は簡単!
ます、ピンポン玉くらい出します。
ムース状になっているので 気持ちいいです(笑)
それを 両手でこするだけ!  
水も必要ないので めちゃくちゃ便利です。
もちろん ふき取りもいりません

是非 お試しください。
 


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