2006・04・17
DF03・セッティング


ディープインパクトの組立
〜 その1 〜


DF03・総長の組立術 完全公開!!

まずはご覧のように 全てのパーツをランナーから切り離し 成形不良などをチェック。
各部のバリ取りをして 準備完了です。




組立図
分解前に組立図を 穴が開くほど目を通し理解します。 その後、頭の中で 何度も組立をします。
つまり、完成までのシュミレーションを繰り返し 組立図を見なくても大丈夫なように完璧にします。


手作業
今回はボール盤やフライス盤といった工作機を一切使いません。
なぜ、加工機を使わないかと言うと 手作業でも いつも通り綺麗に仕上がる事を証明するためです。
使う物は ミニ四ファンと同じ 『ドリル』『ヤスリ』『カッターナイフ』の 『軽量化3点セット』です。
 あっくんのみドラッグ可
正直言うと、手作業の方が 技術がいるのよね〜(笑)。
  加工機を使えば 子供でも出来るもの



重い
新型シャーシのDF03ですが 始めて感じた事は『重い!』
なんで こんなに重いんだろう?? 
キットを開いて納得です。 各部にカーボン混入樹脂が使われていて強度を上げているからなのです。
カーボン混入樹脂って 強いけど重いのよね〜(笑)


ディテール

この画像は軽量化ではありません。 見た目重視です(笑)
タミヤの世界選手権に参加できたときの事を考え、
初めから 肉抜きをしておきます。
11月の忙しい時期に 肉抜きなんて面倒だしね(笑)。

まずはイメージを膨らませ 適度なところにケガキます。
総長は何百本もキリを持っていないので
Φ12、Φ10、Φ8を駆使して ハンドドリルで仕上げます。

メインシャーシ完成

お〜すっげー レーシーになった〜!!
ボール盤に比べ ハンドドリルは真直度が難しいので
ちょっとだけコツがいります。
しかし ハンドドリルはボール盤には無い
微調整が出来るので仕上がりには十分満足できます。
もっとも こんなに薄いプラッチックを開けるのに
真直なんて関係ないけどね(笑)


注意
メインシャーシはABS樹脂で出来ています。
キリ穴加工をする時は十分注意しましょう。
一般的なキリで プラッチックに当てると切り込んで行きます
回転数はゆっくりめで 作業するのがおすすめです。
また 回転数の高いドリルを使用する場合は
固めの木材をキリで5〜6回開けて
キリの切れ味を鈍らせてから 行うと適度に切れなくなり
ちびっ子達でも 安心して扱えるほどになります。
プロの意見

今回、たまたま鋳型屋(某JTCCマシンのギャー関係)の
エンジニアと話す機会があったので
構想段階で 肉抜きについて聞いてみました。
すると 300g程度のバッテリーなら ホルダーのリブだけで十分!
と言われました(笑)。
とは言え 何も無いわけにも行かないので
総長の書いた 構想段階のマンガ絵を見てもらったところ
お〜いいね〜 バランスが取れててすばらしい!と言う
プロの方から お褒めの言葉をいただきました。 
うれし〜 らっせぇ〜らぁ〜! らっせぇ〜らぁ〜!

 でも いいのはバランスだけのようです(笑)


ボール盤は危険 総長のDF03ワンポイントアドバイス
ボール盤で樹脂に穴をあけるのは かなりヤバくて危険です
もし ボール盤しかない場合は 必ず加工対象をバイスなどにチャックして行うか シャコマンなどを使い作業しましょう。
絶対に手に持ってはいけません。  もちろん 軍手や皮手袋は御法度です。


タップ立て

組立図では M3のタッピングビスを使用する箇所がたくさんあります
総長は『メートルネジ派』なので 穴と言う穴、全てにご覧のような
M3×0.5のタップを立てます。
もちろん M3程度なので わざわざタップを立てる必要もないのですが
総長はネジロックを使用するので この作業は欠かせないのです。
タップ立て

はぁ〜もう飽きてきたわ!  お〜い1年!タップ立てとけやぁ!
と言いたいと所ですが 1年はどこにもいません。
ほっといても 誰もタップを立ててくれないので 仕方なく自分でやります。


タップには大きく分けて二種類あります
総長の使っている『スクリュータップ』と一般的な『ストレートタップ』です
スクリュータップは少々お値段は高いですが 作業効率は2倍!
もちろん 仕上がりも綺麗ですので お勧めのアイテムです。
磨き

やっぱり磨きだね!(笑)
モータープレートは打ち抜きの為、 断面がザラザラしていました。
こんなザラザラでは レーシーではありませんよね?
そこで ご覧のように ヤスリを使って磨けば完璧!
レーシーなモータープレートの完成です。


参考
本来のモータープレートの目的からすれば 表面積の多い
ザラザラの断面の方が放熱効果が高いのでレーシーです。
組立開始

タミヤのキットを組み立てるのは久しぶりです。 F201以来!
ディープインパクトでは採用されていませんでしたが
タミヤのキットは 『袋詰めA』と言った親切設計です。
しかし、何種類もある袋からいちいち取り出すのは不便ですよね?
そこで 総長が使っているのが ご覧のケースです。
左から A袋・B袋・C袋・D袋・E袋となっています。
休日明けに見ても忘れないように タグを切って入れておけば完璧。


参考
ケースは バスフィッシング用のルアーケースです。
材質はPP、 お値段は700円くらいです。 
ダンパーマウント

全てにタップを立てたので 組立がとてもスムーズです。
今回もオプション部品は使わずに キット標準で組み立てていきます。


参考
ボールデフの締め込み強さは めいいっぱい締めこんだ状態から
180度緩めた状態です。
サスアーム

サスアームはカーボン混入樹脂でした。
さすがタミヤ! オプションでいちいち買わなくても済むようになっています
しかも このディープインパクト。 なかなかの物です。
走りにも期待が出来そう!

なんか 総長向きっぽ〜いマシンじゃ〜ん(直感)
ピローボール

組立図でピローボールの位置は 真ん中ですが
ニューマシンなので セッティングにメリハリをつけるために
どちらかに降ってからスタートさせます。

※真ん中からだと わからない可能性もあるからね〜(笑)
リヤ完成

あっという間に完成です。 
ちなみに ダンパー位置は組立図通りにしました。
しかし このDF03シャーシ 技術が各部に盛り込まれててすごい!
組立図を見てるときは TA02っぺぇ〜と 思っていましたが
なかなかどうして かなり期待できそう
フロント完成

フロント部分も完成しました。 なんて組立が楽なんでしょう。
やっぱりバギーはこうでなくっちゃ!

いろいろ検討しましたが シャーシ以外に肉抜きは無意味のようです。
よく調べてみると あちこち肉厚が変わっていて とても面白いです。
総長の見たところ肉抜き出来るところは ありません。


組立 その1
組立その1はここまで。 なぜかと言うと キットに付いてくる 黒い化粧ビスがなくなってしまったからです。
明日、代わりのものを買ってきて 組立の続きをしたいと思います。
ちなみに 代わりのものって言っても チタンビスじゃないからね(笑)


次回は?
次回は一気に完成させてしまいます。 
ここまでくれば出来たも同然なので あっという間だと思います。
それでは DF03組立 その2をお楽しみに〜




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